私の名はタクロー。
PERFECTに参戦しているプロダーツプレーヤー であり
日々ダーツについてあれこれ考えているダーツバカである。
生活の大半はどうやったらもっとダーツが上手くなるかや
良い練習はないのかということを考えている。
そうやって真面目に取り組んでいるのも
現状のトップが鬼のように強いし
自分が全然敵わないからだ!
そんな私が今まで
ハッキリとした答えがなかった一つの問いがある。
それが
「どんなバレルを使えば上手くなりますか?」
というもの。
これについて最近発見があったので
問いの答えについて紹介したいと思います。
結論から言うと
「まずは自分のコンセプトに合うものを選んで
それとなるべく似たものをもう一つ持っておくこと!」
になります。
一体なぜその答えになるのか?
今回の記事ではこの点について詳しく解説し
希望を叶えてくれるオススメのバレルも紹介しようと思います。
そもそものバレル論について
上達を目指す上でのバレルの性能については
今現在も様々な議論がされていると思います。
例えば軽い重いでどう違うとか
ストレート、トルピードだとこんな技術を持てるとか。
もちろんそれらも一つの情報として扱っていただきたいのですが
今回の主題となる
「効率的な上達を目指す上でどんなバレルを使ったら良いか?」について
人それぞれと言えばそれまでなんですが…
使ってみて良いぞ!と思ったものを選ぶ。
もちろんこれも大事ですね。
ここで私は、ある点を工夫できるんじゃないか?と感じ
今回とあるメーカーさんのバレルに注目しました。
ズバリこれが上手くなるバレルだ!
今回発見したバレルそれが…
One80さんのBlack J21 シリーズです!
なぜこのバレルが上達に効果を発揮するのか?
その理由を説明します。
結論から先に挙げると…
「少しだけ形が変わっているパターンの構成によって、効果的な練習への刺激となるから!」
です。(長い)
そもそもダーツという競技は同じ動きでの練習を繰り返します。
反復練習しつつ時には変化を加えて精度を上げていく
というのが基本的な流れになります。
どうしても飽きやすい反復の中、集中力を発揮するため
適切な刺激というものが大事になってくるわけですね。
この辺りの話は練習の刺激をテーマにした「少しの変化」について
以前記事を書きましたので参考にしてみてください。
記事内で紹介しているリコンソリデーションとは
簡単に言うと
「練習に少しの変化を加えて脳の活性化を促す」
というものです。
初心者〜上級者まで
どのレベルでも活用できる方法になっております。
少し話が脱線しましたが
実はOne80さんから発売された新商品バレルというのが
少しの変化
脳への刺激
練習の質の向上
これらに対してすごく有効になってくると捉えました。
さらに細かく理由について解説していきます。
なぜその考えに至ったのか?
リコンソリデーションの記事を書いた際に
道具における「少しの変化」を自分なりに改めて考えてみました。
例えば今自分が取り組んでいるのはシャフトやフライトを変えたり
そのほかには日々の練習方法の変化などを取り入れています。
(そういえばバレル側では何もやっていないな)ということで
バレル側で何かないか…と考えたのが
有名選手がされている
“自分モデルのバレルのプロト作成”だったんですね。
プロトの作成というのは
(やったことないですが)
まず自己分析から自分に合う形を具体化します。
この時点でバレルに対しての知識や自分に対する理解が深まる効果がありますね。
これはたくさんのバレルが販売されていますので
どの層のプレーヤーでも取り組めることです。
大事なのは作った後。
実際に形にしてみました
→そして手に取って投げた後
「もっとこうなったらどうなるんだろう?」
と違うポイントに対しての考えが出てくる。
そしてああでもないこうでもないと
何パターンか作って投げてを繰り返し…ようやく発売。
(1発で決まる場合もあるだろうけど)
この過程が脳への刺激にとって、凄く良いのではなかろうかと考えた次第です。
しかし普通のプレーヤーであればそんな機会は中々訪れません。
オーダーメイドでバレルを作れるサービスもありますが
おそらく通常は何パターンも作らないでしょう。
数値的に少し違うだけのシリーズ。
そんなものがあったらなあ…
そんな悩みを持ちながら
とある日、ダーツハイブさんへ足を運んだタクロー…
「ねえかな〜。こう4パターンぐらいになっていて
それぞれちょっとだけスペックが違うバレルねえかな〜…」
「ヒッヒッヒ、そこのお客さん、良いものがありますよ。」
※懐かしの週刊ストーリーランド
「いやいや、そんな都合の良いもの…」
ありました。あったんですよ。
まあこんな出来事があったかは定かではありませんが…
それが今回紹介するバレル
One80さんから発売された新商品の
Black J21 シリーズというわけです。
商品の詳細について
商品の特徴としてはまず4パターンに別れている構成になっており
①ストレート
②ロングトルピード(ひし形)
③ロングトルピード
④トルピード
となっています。
※それぞれソフトとスティール規格有り
それぞれの見た目はかなり似ていますよね。
重さとカットの形状は変わらず
長さやアウトラインのみがそれぞれ変わってくる仕様になっています。
これは少しの変化と言えるのではないでしょうか?
好みやスタイルに合うものを選びやすいという点が
そもそもの商品コンセプトですが
合うものを一つチョイス。
もう一つ少し形の違うものも選ぶ。
ということができて
先ほど挙げた
少しの変化や
脳の刺激という観点で
より上達に対してアプローチしやすい構成になっているわけですね。
例えば今自分が使っているバレルがこんな風に
少しだけ形の変えたバージョンがあると魅力的だと思いませんか?
私が知らないだけでこういった商品はそれなりに存在していると思いますが
ここ最近だと間違いなくOne80さんのこのシリーズが合致してくることでしょう。
自分に適した形もわかりやすい。
かつ練習の良い刺激にもなる。
初心者の方や伸び悩んでいる方こそ
こういったチョイスが必要なんじゃないかとも思います。
よく議論される初心者へのおすすめバレルは
もちろん良いものが多いです。
しかしそれだけを使うのではなく
それと似た形をもう一つチョイスするというのはどうでしょう?
面白い発見が待っているかもしれませんよ^^
というわけで検証のために2SET使ってみた
今回使用してみたのは1番と2番のバレル。
まず箱がいいですね。
デザインもそうですがOne80さんの箱の作りって扱いやすくなっているので
個人的にすごく重宝しています。
いざ開封。
カラーリングが良くて見た目が鮮やか。
カットも相まってスタイリッシュな見た目になっています。
箱から出したときのテンションが上がります。
実際に投げてみると…
カチッとカットに噛んでくれる印象が強く
飛びの力強さが目立ちます。
カットの強さは多少ありますが邪魔にならない程度の素直さなので
安心感のあるバレルといった感じです。
バレルのレビューについては
PERFECTプロのちゃーりーさんが紹介されている動画もあるので
ぜひ参考にしてみてください。
そして今回の主題である
上達速度に対しての実際の効果なんですが…
まず出てくる情報が普段よりも増えます(当たり前)
これは私の練習のやり方も関係してくるのですが
ノートに感覚や状態をまとめながら投げるということを練習ではよくしています。
このノートに書く情報がバレルを使い分けながらだと
まー出てくる出てくる。
普段だと気づけない情報もあるなと感じたので
単純に増えたのではなく
視点が広がったという感じでした。
これはもちろん良いことではあるのですが
情報過多になってもいけないので
インプットとアウトプットのバランスを考える必要があります。
変える頻度について要検討項目ということで。
そして刺激という点に関して
使い分けしていると単純に楽しさがあります。
普段投げていると気にしないでいいところまで気にしてしまうのですが
違いに没頭するあまり自然と夢中になれる感じがしました。
一言でまとめると「研究に没頭しているような状態」になれます。
良い練習になったことは間違いありません^^
数字的にも普段良い集中の状態と同じぐらいのものが出ました。
良い集中の状態を
無意識的に引っ張られて投げられたのではないかなと感じています。
総評:バレルに少し変化がかかることで
リコンソリデーションの効果は十分に発揮される!
まとめ
Q.「上手くなりたい、どんなバレルを使ったらいいか?」
A.「まずは何か基準を持ち、これいいなと思うものを選ぶ。
そしてもう一つ似たものをチョイスする。」
これが現時点での私なりの提案になります。
少し大きな枠組みの中の話ですが
少しだけスペックが違うものを練習の際に使用する
というのはどの競技を見ても良い効果があると言えるのではないでしょうか。
今回紹介した商品はあくまで一例です。
好みに合うかが重要になってきますが、ぜひ一度触ってみて
「お!これは良いかも!」と思えば
もう一つ別のバージョンを買ってみることをオススメします。
※ダーツハイブさんの各店舗で取り扱いされているようです
今後のバレル選びもそういった視点で見てみると面白いかもしれませんね^^
リコンソリデーションの記事と合わせて
「倍速での上達」と紹介しましたが
ダーツの最重要ポイントであるバレルでの変化ができると
バレルに対する知見、自己理解
これらが自然と深まるので
2倍とは言わず
3倍4倍とより大きな成長速度をくれることでしょう。
変化というものが色々な視点をくれることは間違いありません。
この目標を達成したい
あの人に勝ちたい
この想いがある方は今回のようなブレイクスルーのきっかけを
なるべき多く持つように工夫してみてください。
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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