こんにちは、タクローです。
突然ですがみなさん!!
普段から漫画見ていますか?
え?あまり見ていないって?
それはもったいない!!
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実はマンガ作品の中にはダーツの上達に通じるメソッドが溢れています!!
たくさん紹介したいところではありますが…
今回はタクローの本棚の中から
特にこれはダーツプレイヤーに知って欲しい!
という作品を紹介させていただきます。
作品を見たことがない人は是非手にとってもらい
見たことある人には改めて見返してもらえるように
魅力を伝えたいと思います。
今回紹介する作品はコチラ!
テニス漫画
「ベイビーステップ」
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週刊少年マガジンで連載していた当作品。
ご存じの方も多いかもしれませんが
まず簡単にどんな作品かを紹介させていただきます!
【内容紹介】
『ベイビーステップ』(Baby steps)は、勝木光による日本の少年漫画、
およびそれを原作としたテレビアニメ。『週刊少年マガジン』(講談社)において、
2007年46号から2017年48号まで連載された。2014年、第38回講談社漫画賞少年部門受賞。
几帳面で真面目な男子高校生・丸尾栄一郎(エーちゃん)がテニスの魅力に目覚め、
現実的な技術や戦術、理論的なトレーニングを用いて
成長していく姿を描いているテニス漫画。
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あらすじ:勉強にしか興味のなかった主人公・栄一郎(15歳)は、
ある日、栄一郎の授業用ノートを、隣のクラスの鷹崎奈津に貸すことになり、
その神経質に几帳面なノートの凄さから変人扱いされてしまう。
その後、部活に所属していないの栄一郎は運動不足解消の為に立ち寄ったテニススクールで
鷹崎奈津と出会い、それををきっかけにテニスの奥深さに目覚める。
高校ジュニア編、全日本選手権編、プロツアー編と
全47巻にわたって書かれている。
Contents
何故ベイビーステップをダーツプレイヤーに読んでほしいのか?
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「なんでダーツやるのにテニス?訳わかんない….」
まあまあ、ゆっくり説明を聞いてください( ̄ー ̄ )
まずこちらの作品…
非常にリアルで面白いです!
(私自身テニスの経験はないですが;)
プロのテニスプレーヤーからも
「リアルなテニスを体感できる!」
と評価されているほど。
スポーツ漫画特有のトンデモ技や
友情の力で強敵を乗り越える!!
的なものではなく
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主人公が理論的な発想からくる行動を実行し
成長していく姿が描かれています。
そしてテニスを全然知らない私でも楽しめるほど
描写や解説が丁寧で分かりやすいです。
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そんなリアルなテニスマンガである
ベイビーステップをなぜ今回勧めているのか?
それは
ダーツにも共通する
「成長するために必要なプロセスが細かく書かれている」ためです!!!
例えば主人公のエーちゃんは強くなる為に
自分自身や対戦相手を分析し、ノートに正確に記録したりしています。
そして浮かび上がってきた課題をどう攻略するか
必要な能力を逆算し
目標を達成するために一直線にトレーニングをする。
その考え方と継続的に努力する姿勢は、間違いなく私たちも参考にすべきものです。
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 47巻より引用]
それに個人競技特有のメンタルやスランプの対処法も書いてあります。
様々なシチュエーションで出てくるノウハウは
多くの人の助けとなる内容でしょう。
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後はとにかくトレーニング法が面白い!
作中ではスキルレベルをアップするための取り組みがたくさん書かれていますが
興味深いものが多いです。
作者のしっかりとした取材に基づいて書かれているため
科学的にも、経験的にも実績のあるトレーニング法が描かれています。
この”トレーニング法”こそが、
我々ダーツプレーヤーにとって目から鱗の情報なのです!
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今日はその中でも3つのトレーニング法を紹介させていただきます。
ちなみに私はこれから紹介する
3つ全てのトレーニング法を実践しています( `ー´)ノ
個人的にもオススメできますので
今回の記事で興味が出たら是非やってみてください!
その1.練習ノートをつける
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これは当ブログでも既に紹介した内容になります。
主人公のエーちゃんの場合は更に細かく書かれていて
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 1巻より引用]
たとえば、どうすれば強く真っ直ぐに相手の球を打ち返せるかを試行錯誤し、
フォームの形までしっかりとノートに手書きで書き込んで頭に入れようとしています。
球種ごとのボールの軌道や、バウンドしたボールの跳ねる向きなど。
もちろん性格ごとによりますが…
単に教本を読んで覚えるのと、自分で書き込んで覚えるのではどちらが頭に入るかは明らかですよね。
作中ではこのようにも紹介されています。
「テニスはメンタルが大きく左右するスポーツ
どんな時でも20秒で良い時を鮮明に「思い出す」ことで
ベストの精神状態を作り出せるようになったら試合で有利だとは思わないかい?」
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 2巻より引用]
このシーンでは過去のシーンを思い出すのにノートは宝の山であると紹介されています。
ノートをフル活用して
・自分の動きを覚える
・良い時を思い出して精神状態を安定的なものに
作中ではこれらが挙げられています。
後はテニス特有の戦略性にも一役買っているのですが
さすがにダーツにはあまり関係ないので、ここについては省略します;
ノートを書くことで
どんなことが得られるのか。
メリットが非常に分かりやすく書かれていますので
ノートで記録する方法に興味がある方は
1~3巻辺りだけでも読んでみると良いと思います。
その2.コントロール法
テニスは高い精度のコントロールを要求されるスポーツ。
時にはラインギリギリの精度を要求される場面もあるほど。
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 46巻より引用]
主人公がコントロール重視のプレーヤーであることもあって
コントロール向上についての議論がたびたびされています。
ちなみに皆さん「コントロール」を高める方法って知っていますか?
ダーツの肝ともいえる部分ですよね。
作中には何度か解説が出ているのですが、
個人的にこれはダーツにも応用できるなというのがこちらです。
「テニスは打った時の感覚と落下点の認識が大事
「確かな一球」として身体に覚えさせれば
一球一球上達できる」
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 2巻より引用]
そしてこちらが具体的なテニスのコントロール練習法です。
【コントロールの練習法】
1.イメージ練習
的を9分割にイメージし打ち分けることから始める練習
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/1.jpg)
2.確認練習
打ったボールの感覚、軌道、落下点を必ず確認するよう心がける練習
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/2.jpg)
3.反復練習
1,2を可能な限り高いモチベーションを保って反復する練習
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/3.jpg)
4.徹底的な下半身の強化
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/4.jpg)
5.自分なりの方法で自分の感覚に合ったコントロール法を身につけること
※感覚的な発想が必要
これがテニスでコントロール性を向上させるために取り組むべき練習法なのです。
これちょっと応用すれば
ダーツのコントロール性にもつながると思いませんか?
例えば…
1.イメージ練習
的を9分割にイメージし打ち分けることから始める練習
→既に分割されているし打ち分けているからOK
2.確認練習
打ったボールの感覚、軌道、落下点を必ず確認するよう心がける練習
→投げた時の感覚(矢離れ、前腕にかかる負荷など)、軌道、どのように刺さったか必ず確認する
3.反復練習
1,2を可能な限り高いモチベーションを保って反復する練習
4.徹底的な下半身の強化
→要は土台の安定、下半身や体幹の強化
※これは後日別記事で紹介しようと思います
5.自分なりの方法で自分の感覚に合ったコントロール法を身につけること
※感覚的な発想が必要
→弓矢を飛ばすように、飛行機が飛んでいくような軌道など、別のイメージを持つ
または別のスポーツ(野球、バスケ)から発想するなど
どうやったらダーツが上手くなるか(コントロールできるようになるのか)分からない!
という方は
この1~5の項目を覚えておくといいでしょう。
個人的には2番の項目が
“確かな一投”に繋がる
最重要項目だと思っています。
2.確認練習
打ったボールの感覚、軌道、落下点を必ず確認するよう心がける練習
→投げた時の感覚(矢離れ、前腕にかかる負荷など)、軌道、どのように刺さったか必ず確認する
コントロール性を高めるというのは
1~5を繰り返すことで得られる
“確かな一投”によって培われていますので
是非参考にしていただけたらと思います。
その3.メンタルコントロール、瞑想
ダーツはメンタルスポーツだと言われるほど
心と体の繋がりが重要視されていますよね?
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実はテニスもメンタルが非常に大切だと言われているスポーツなのです。
理由はいくつかありますが
大きいのは何時間もの間、一人で戦い抜かなければいけないため。
そのためには強固な精神が必要となるのです。
現に、ウィンブルドン2018では
準決勝でなんと6時間以上もの間戦い抜いた試合もあったほど。
それはもう、間違いなくメンタルコントロールができなければ
戦い抜けない世界なのです。
ダーツと同じように、孤独な戦いが多いテニス。
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そんな孤独や激しいプレッシャーの中でも驚異的な集中力を発揮しなくてはいけません。
作中では対策として瞑想を行い”三昧の力”を培うことについて書かれています。
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 20巻より引用]
三昧の力=目の前のことだけに集中できる力、つまり「集中力」
座禅によって集中(三昧の力)の連続ができるようになると
作中では解説されています。
無意識的に自分のしようとしていることが
「三昧の力」でできている状態こそ
スポーツで言う「ゾーン(理想的な状態)」だと言われています。
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よくダーツでも緊張していたり、
プレッシャーのかかる場面で思うように投げられない
ということがありますよね。
では自分の良い状態の時を思い出してみて下さい。
なんていうか
「ターゲットに対して没頭して他には何も考えてないような状態」
ではなかったですか?
この没頭して他には何も考えてないような状態を作るために
瞑想が非常に効果的だという事です。
私も瞑想を取り入れるようになりましたが、
試合の中でプレッシャーがかかる場面でのパフォーマンスは上がりました。
細かく数値化できていないので思い込みかもしれませんが、
思い込みができるぐらい結果が出ているという事でもあります。
詳しいやり方を紹介するととんでもないボリュームになるので
こちらに関しては是非作品を見ていただければと思います!
3つのトレーニング方法については以上になります。
少しでも興味がわくものがあれば、
お近くの書店やマンガ喫茶などで手に取ってみて下さい!!
ベイビーステップとはダーツプレイヤーにとって最高の活力剤
全47巻にも及ぶベイビーステップ
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ここでは紹介しきれないノウハウもたくさんあり
間違いなくプレーヤーにとってはかなり価値の高い作品です。
実は個人的に推したい理由として大きいのはそれだけではなく、
様々なシチュエーションから解決策が得られるということがあります。
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始めたばかりの頃、初めての大会、格上の選手との戦い
明確な目標が決まった時、努力が報われない時の考え方
スランプ、苦しい試合、苛立つ試合
大舞台、プロ活動、自分がなぜその競技をしているのか迷った時
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ベイビーステップのストーリーの中には
様々なシチュエーションが現れます。
そんな中、主人公はどう考え、どう立ち向かい、乗り越えたのか
[勝木光 著 講談社 ベイビーステップ 3巻より引用]
どの段階のプレーヤーが見たとしても
必ずその時の自分に必要な事が書かれていると断言できます!
上達するために
というよりかは
よりダーツを楽しむために
様々な気づきがある作品だと思います。
ぜひぜひダーツ練習の前後に見ていただきたいと思います。
きっと読む前よりもダーツを楽しめるようになりますよ^^
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/DNlu66VUQAAx6q7-300x256.jpg)
「ダーツをどう取り組んでいいか迷っている」
「ちょっと最近ダーツのモチベーションが落ちている」
ダーツの悩みは意外と思わぬところから解決するものです。
1巻、1話だけでもあなたにとって素晴らしい発見になるかもしれません。
テニス漫画「ベイビーステップ」
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/81wegtkN7ML-203x300.jpg)
ダーツプレーヤーにとって素晴らしい活力剤になりますので、
是非読んでいただき自分の中に取り込んでいただければ幸いです。
Kindle版なら無料で読むこともできますよ!
1巻を読んで興味が出たら全巻セットも!
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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