こんにちは、タクローです。
本記事は質問箱に頂いた質問に対する
回答内容紹介記事になります。
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【質問箱への投稿】
熱量の高い質問が多くありがたい限りです。
少しでも良いきっかけになるよう全力で返信中📩・疑問に思うこと
・わからないこと何でも募集しております。
「質問が多くてダーツする暇がない;」
となるぐらいの数と内容をお持ちしております(^人^)https://t.co/HMWm2zTKCE— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2018年12月21日
これまでの回答一覧はこちら
※質問の一部は記事で回答させていただきます。その際には、回答まで多少なりお時間を要しますのでご了承ください。
今回の紹介する質問と回答はコチラ!
【質問内容】
テイクバックの時に引き切ると指が唇に当たったりフライトが肩に
テイクバックを浅くすれば当たらないし入るのですが
なかなか定着
何か解決方ってあるでしょうか?
【回答】
「気を付けていれば新しい動きができるけど、いつの間にか元の動きに戻ってしまう」という状態に対する回答を書きます。
長いですが読んで頂き参考にしていただければ幸いです。
続く #peing #質問箱 https://t.co/bTCb0FlI7X— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き①
「新しい動きの感覚を無判断で感じ取り、繰り返し丁寧にイメージを置き換えていく」というのが私の思う解決法になります。
いくつか分けて説明していきます。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き②
・なぜ「やりたい新しい動き」ができないのか?
腕の使い方やグリップの関係で思ったような動きが半強制的にできない状態であることがまず考えられます。
簡単に言うと、箸をきちんと持っていないのにうまく動かそうとしているような状態のことを指します。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き③
どう頑張ってもうまく動かすことはできません。
ですが質問者さんは「意識すればできる」ようなので今回そちらは除外します。
※状態によっては無理矢理動かしているケースもありますまず動きには簡単に4つの段階があります。
※画像参照
“学習の4ステップ”と言われるもの。
ここから例えるに
今質問者さんは「意識すれば出来る状態」です。
続く pic.twitter.com/pNF8vyMMPr— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き④
この時の状態は
自分の当たり前(意識しなくてもできる状態)とイメージが混在しやすく、新しい動作を繰り返すことは普段以上に集中力がいります。この辺りの話は短期記憶と長期記憶が~とか小脳が~みたいな難しい話が元になっていたりするので
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑤
興味があれば関連する情報や書籍を調べてみてください。
※ざっと説明された記事を貼っておきますhttps://t.co/T71HUH0dC8ダーツは同じことの繰り返しで、集中力との関係上没頭するにつれ無意識の動きが出やすくなります。
それ自体は良い事でもあるんですけどね…
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑥
意識して新しい動きをする→没頭していくと以前までの無意識の動きが出てくる→イカンイカンと新しい動きを意識する→以下ループ要は今はこんな状態です。
続く
— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑦
でもこれって新しく何かを身につける時には必ずあることなので”意識すればできる状態は結構しんどい”ということだけでも覚えておいてください笑新しい動きが中々定着しない理由はこんなところになります。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑧
・新しい動きを身につけるには
じゃあどうすれば新しい動きを無意識でできるようになるのか?練習しかないのは間違いないです。
ただやはり効率的なやり方が人それぞれあります。今回は実際に私のやり方を紹介します。
感覚的な表現が多くなりますがご了承ください。続く
— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑨
やり方はシンプルで
「ただ感じ取る」
ことが大切になってきます。投げる前に新しい動きをイメージし、実際に投げた後(この時はこんな感覚でこうなっているんだ)と新しい目で見続けること。
“良い”、”悪い”ではなく”こんな感じ”という感覚だけに注目します。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き⑩
この読み取った感覚を投げる前のイメージに足していってください。(または塗り替えていくように)投げる→無判断で感じ取る→投げる前のイメージに足す→投げる
これを繰り返せば自分の中の無意識が変わっていきます。どれぐらいの期間でというのは一概には言えませんが
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き11
1日では無意識には落とし込めません。
少なくとも数日はかかります。この時ノートなどにメモするなどして動きの言語化をしておくと次の日によく分からなくなるということが少なくなります。
言語化は逐一でなくても大丈夫。
休憩前など一区切りついたタイミングでやるようにするといいと思います。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き12
それと少し厄介なのが
できるようになった!と気付くようなポイントは基本ないということ。できた!と思っている内は”意識すればできる”状態から抜け出せていません。
いつの間にかできているをゴールとしてやり続けるしかないです。
なので達成感もあまりありません笑
続き— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き13
個人的には試合が終わった後なんかに(そういえば…)と気づくことが多いかな…長くなりましたが
やりたい動きが中々定着しないという場合は
「新しい動きの感覚を無判断で読み取り、イメージに置き換えていく」
ということを一定期間地道にやっていくのが1番の解決法に思います。続く
— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き14
練習の序盤10分だけでも実践すれば当たり前が少しずつ変わるでしょう。質問者さんの状態から具体的な取り組み方も思い付きはしますが、流石に見てみないと正確なことは分からないので今回は割愛します。
(最下点により注目して感じ取るといいかもゴニョゴニョ…)
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き15
後、個人的に無意識のイメージをより早く変えることができる方法として「参考にしたい方の動画を見続けること」
が挙げられます。やりたいこととの整合性が取れていないとあまり意味がないですが、感覚の転移が起こってよりイメージが落とし込みやすくなります。
続く
— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
続き16
・まとめ
体ができることを知っている場合、
あとはイメージの問題だったりします。意識すればできる状態からのステップアップって地味で面倒ですが
「新しい動きの感覚を無判断で読み取り、イメージに置き換えていく」
ということを念頭に具体的な方法を探ってみてください。
以上です。
— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月21日
相変わらず長い回答だ笑
意識すればできる状態からの抜け出し方は色んなパターンが考えられます。
解決法として一番手っ取り早く簡単なのが
本人にとって自然とその動きとなるようなイメージに気付くこと。
例:”紙飛行機を飛ばすように”というようなイメージを持てば自然と最下点が整い、これまでの良い感覚も発揮される
というようなものです。
これはイメージの塗り替えが非常に容易で
何よりも楽です笑
ですがこれは本人の感性や運動経験によって左右されるものなので
簡単に見つかるようなものではありません。
たまたま今の動きにピタッとハマるイメージなんて
なんとなくアタリをつけてルービックキューブをやるようなものです。
簡単にハマるものはそうそう見つかりません。
まあこれは一種の裏技のようなものと思っていてください(。-∀-)
〜閑話休題〜
我々の体は言葉ではなくイメージで動くようにできています。
だからこそ“意識すればできる状態”というのは少し厄介で
自分のできている時の動きを
一度どんな風にできているのかを表現するために
言葉や音、別の感覚イメージなどに置き換えることがあります。
この作り上げた表現と元々のイメージがどうしても混ざり合うことがあるわけです。
とはいえイメージを塗り替えるためにどうすれば良いかというと
基本的には意識して繰り返すしか方法はありません。
(。-∀-)レンシュウレンシュウ
過去の経験を振り返ってみてください。
スマホの打ち方。
楽器の弾き方。
あらゆるスポーツ動作。
最初は中々上手くいかないものが
繰り返すに連れ
無意識でもできる状態にどんどん変化していったはずです。
最初は難しい動きだったかもしれません。
でも今では会話しながらでもできますよね?
ダーツも例外ではありません。
自分の中で意識しなければできない動きを無意識でできるようにするには
なるべく多くの数を短期間でこなし、集中した状態で正確なイメージを丁寧に渡していくしかないのです。
せっかくなのでもっと話を広くしてみましょう。
ズバリダーツが上手くなるということは!!
「知らないしできない状態」から
1.理想とするイメージを見つけること
とにかく多くのインプットから仮説を立てていく。
↓
「知っているけどできない状態」に変化し
2.練習によってイメージ実現ができる動き方や感覚を知ること
集中した環境の中で考察した動きを試し自分の中でできる感覚というのを感じ取る、理解する。
↓
そうしてやっと「意識すればできる状態」になり
3.それを無意識に落とし込むために、丁寧に繰り返しイメージを置き換える
動きの記憶を短期記憶から長期記憶へ。
↓
最終的に
「意識しなくてもできる状態」に移行できれば
まるで歩くかのごとくダーツをターゲットに刺せるでしょう。
※正確には確率が上がる
基本的にはこれらを繰り返すことが
ダーツが上手くなるプロセスになります。
※すっごい簡単に説明しましたがもちろん間にはもっとたくさんの条件があります
意識して繰り返して、どんどん無意識でできることが増えていき
ただ立って投げる、という中に凄まじいまでの技術が詰め込まれていくわけです。
簡単そうにバシバシ入れていく人たちは言いますよね?
「ターゲットに向かって腕を伸ばすだけ」だと。
それは誇張でもなんでもなく、本人達のやっていることはその通りなんです。
ああしてこうしてなんて一つの動きの中で色んなことは考えていません。
色々なことはしているんですけどね;
いかに自分の当たり前を高いレベルにしているか。
技術力が高いとはこういったことを指しています。
“意識すればできる”は結構しんどい状態ですが
凄く大切な成長の過程なので
上手くなっている途中という喜びを感じながら
練習に励んでみてください。
今回は以上になります!
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