こんにちは、タクローです。
本記事は質問箱に頂いた質問に対する
回答内容紹介記事になります。
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ダーツについて知りたい事、疑問に思う事など
どしどしお寄せ下さい!
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全力で返信させていただきます!
【質問箱への投稿】
熱量の高い質問が多くありがたい限りです。
少しでも良いきっかけになるよう全力で返信中📩・疑問に思うこと
・わからないこと何でも募集しております。
「質問が多くてダーツする暇がない;」
となるぐらいの数と内容をお持ちしております(^人^)https://t.co/HMWm2zTKCE— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2018年12月21日
これまでの回答一覧はこちら
※質問の一部は記事で回答させていただきます。その際には、回答まで多少なりお時間を要しますのでご了承ください。
今回の紹介する質問と回答はコチラ!
【質問内容】
ご相談したいことがあります。
最近とあるプロのフォームを真似させてもらっていて、自分なりの
ですが、調子の波が激しくて…良い時はカウントアップの記録更新
今までのフォームを貫いて磨いたほうがいいのか、まねっこでもプ
アドバイスをください、よろしくお願いします。
【回答】
・人のフォームを真似することについて
真似自体はすごく良いことだと思っています。
自分にはない感覚や状態を知ることができ多くの学びにつながることがあるためです。
続く #peing #質問箱 https://t.co/dQSMUyWSpt— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き①
学ぶの語源は真似ぶ(まねぶ)からきているなんて言われていますしね。
成長スピードの促進として人の真似をするというのはメチャクチャ大事です。“ダーツフォームの真似”を考えたときには
私は「感覚を真似ること」が非常に重要だと思っています。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き②
見た目ではなく感覚を真似ることです。
その選手の動きをそのままなぞるのではなく、選手の動きを見てどう力が入っているのか、どんなリリースの感覚なのかなど。
外見を真似るだけというのは
料理で言えば見た目の色や形を似せるだけのようなものです。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き③
それっぽいものはできるかもしれませんが、味は全然違います。
※たまたま味が重なることもあります
そうではなく調理法や調味料、具材を似せるのです。
そうすれば見た目は多少違えど同じ味になってきます。
多分見た目も自ずと似てきますしね。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き④
自分流のアレンジを加えるためにも外見ではなく内容を真似ることが非常に重要だと感じています。
内容に目を向ければ自分には合うか、できるのかもハッキリしてきますしね。
「この料理は高い火力と鉄鍋がいるのに
ウチには普通のコンロと普通の鍋しかないや」みたいな感じです。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き⑤
・今のフォームと以前のフォームどちらを取るべき?
質問者さんがどうすればいいかは真似たいと思ったフォームを選んだ理由次第です。
動きのポイントなのか実現したい飛びがあったからなのか。もし真似たことで自分の思った通りの変化があったのであれば継続したほうがいいでしょう。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き⑥
もし好奇心から真似たのであれば何とも言えません。
見た目は変わったかもしれませんが根本的なところは何も変わっていないかもしれないので。
なぜ真似たのか?を一度振り返ってみてください。
そして現状ダーツがどうなったのか?を整理し以前のダーツと比べることで答えは出ます。
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き⑦
今は天秤にかける材料が用意できていないように思うので、以前の状態、真似の目的、現在の状態を考えてみましょう。繰り返しますが真似ることは上手くなるためにすごく重要です。
ただ、外見だけを真似る場合はギャンブルと何ら変わりません。
※それも一つの手段ですが
続く— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
続き⑧
好きだから、何となく気に入ったから。
大いに結構です。
しかし真似る場合は
真似ることで何が起こるのか?を考え
その人になりきって感覚から真似ることをお勧めします。— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2019年6月24日
トッププロのフォームに憧れ、動きを研究し取り入れる。
ダーツだけでなく様々な分野で多くの人が実践していることだと思います。
回答でも述べたように
人の真似をすることは
自分にはない発想に気付けたり
新たな感覚を生んでくれたりと
多くの発見があります。
ただしここで注意したいのは
「外見上の動きを何となくそのまま真似ること」
についてです。
参考にする対象の選手について
身長や関節の可動域、全体の筋肉量など。
同じスペックでない限り同一の動きというのはどこかに無理が出てきます。
ハッキリ言うと
トッププロのフォームは
全てが良いものではありません。
その人だから成り立っている動きがたくさんあります。
また、感覚に目を向けていない場合
肝心要のリリースがおろそかになり
結果、自分なりに動きは似せているのに
肝心のダーツはヘロヘロ…なんてことも起こってきます;
例えばよく聞くのが
PERFECTの知野選手の真似。
シャープなフォームから繰り出されるダーツ。
滑らかな腕の動き。
容姿端麗(関係ない)
憧れる気持ちもよく分かります。
しかし、身体的な特徴をざっと簡単に挙げるだけでも
高身長、猿腕、長い手や腕。
自分の体と近いなという人は中々いないと思います。
その場合、動きを見たままに真似して自分のフォームを取り入れることは
正直難しくなるでしょう。
もちろん身体的に似ていないからといって参考にならないわけではなく
リリースの際のアプローチや
タイミングの取り方。
どんな人でも参考にすべきものは確実にあります。
できること、できないこと
今の自分に取り入れたいもの、取り入れるべきもの
これらを判断するためにも
外ではなく内。
感覚に注目してフォームを真似することが重要です。
ネット上にUPされている
一方向の動画だけでは中々難しいかもしれませんが、
一度、選手の視点に立ってまるで自分が投げているかのように感覚を想像してみてください。
最初は慣れていないと難しいですが
やればやるほど正確になっていきますし
取り入れるポイントが絞られてきます。
また選手の主観からスローをイメージする際には
事前に多方向からの観察が効果的ですので
もし強く参考にしたい選手ができた場合は
会場に足を運んでいただき近距離で多方向から見ると良いでしょう。
さて、取り入れる際の注意点は
「感覚を真似すること」
と説明させていただきましたが
同じぐらい大切になってくるのは
取り入れた後の実践方法について。
いざ自分のフォームに組み込み
練習をスタートしていくと
自分の中では感覚的にも大きな変化となり
どうしても不安定さに目がいきがちです。
これまでにない新しい感覚ならば尚更のこと。
いわゆる自分が“うまく飛ばせている”
以前の感覚はないわけですから不安になって当たり前です。
そうなるとやはり以前までのフォームに戻りたくなる…
この時に大事になってくるのが、真似をした理由。
そのフォームを取り入れた理由になります。
参考記事↓
もしもフォームを真似した理由が「もっと入るように」など
結果だけを求めて真似をしていた場合…
今回の質問のように
「良い時も悪い時もある」
となれば迷いのタネになってきます。
この場合せっかく参考にしたフォームがあまり意味をなしてきません。
具体的なイメージも出来上がっていないうちに
結果のみで判断するのは時期尚早なことも多く
特徴や良さに気付けないまま変えてしまうこともしばしば…
「このポイントを真似したい」
「この要素を学習したい」があってこその真似です。
理由付けをしっかりと理解した上で
不安定さではなく、自分の決めたポイントを観察してみましょう。
もしそれでも不安定さに疑問を覚えるという方は
真似したことで変わってしまった部分に気付ききれていないかもしれません。
変わるだろうと思ったポイントだけでなく
一度全体を見渡してみてください。
フォームに変化をつける際
「ここを変えたらこうなるだろう」
を考えておくことも重要ですがいざやってみると考えていた部分だけでなく予想だにしていなかったポイントも変わるものです。
全体観察と部分観察。
フォームを変える際には両方の視点を大事にしておきましょう。— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) July 9, 2019
例えばですが一度ダーツを持ってくるところから整理すると
思わぬ発見につながるかもしれません^^
人の真似をすることって一筋縄ではいかないものですが
“学ぶ”という視点に立って
何をどうするか?を決めて真似してみてください。
必ず自分の成長に一役買ってくれるはずです!
今回は以上になります!
ダーツについての疑問や質問、
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