【家庭用ダーツボード】NEXUSを使ってみて〜設置からオンライン対戦まで〜

                                   

 

こんにちはタクローです。

 

 

「世界的なプレーヤーと自宅で対戦できるボード」

 

そんな家庭用ボードがあったら夢みたいですよねえ。

 

 

いや、実はここだけの話あるんですよ。

 

 

 

そう!それがTARGET社から販売されているオンラインダーツボード

 

【NEXUS】

 

 

今回の記事では

世界トップのダーツメーカーが販売しているダーツボード

NEXUSの紹介をさせていただきます!

 

・一体型のボードになっておりタッチパネルで操作できる

・カメラとマイクを内蔵しており臨場感溢れる対戦が可能

・世界チャンピオンを含むTARGETプレーヤーの多くが所持

 

 

そんなNEXUSの特徴を

実際に購入してみたタクローが

使った感想も踏まえて紹介していきます!

 

その他のオンラインボードの性能はこちらの記事をチェック!!

【徹底比較】オンラインダーツボードの選び方と最新おすすめ3選【2020年版】

 

 

 

そもそもNEXUSとは?

 

 

NEXUSは2018年11月に発売された

家庭用オンラインボードで

 

世界的ダーツメーカーである“TARGET”

「自宅でダーツを楽しむ時間を世界各国のユーザーと共有しましょう!」

をコンセプトとして

ユーザーに貴重な体験を提供することを目的に作られました。

 

 

 

大きな特徴としては

・タッチパネルによる操作が可能

・ライブカメラ&マイク&スピーカー内蔵

と他のボードにはない機能が付いていて

臨場感あふれるプレーができることが売りになっています。

 

 

そしてTARGET社からの販売ということで

国内外多数のTARGETプレーヤーがNEXUSを所持しています。

 

 

元世界チャンピオンである

フィル・テイラー選手やバーニー選手。

 

国内では星野光正選手や西谷譲二選手など

多くのプレーヤーがプレーしています。

 

 

 

 

 

気になる値段は?

 

値段は定価税込で

37800円!!

 

VDartsに次いで主要なオンラインボードの中では2位の商品です。

 

 

ちなみに2020年4月1日から値下げがあって

現在の価格になっています。

 

 

変動額は

¥45000→¥37800

と20%近く安くなりました。

 

 

 

値下げの狙いまでは図れませんが

ユーザーにとってはありがたいことです(^人^)オカネダイジ

※調べた限り期間限定というわけではなさそう

 

 

 

包装状態とパッケージ内容

 

それでは早速商品の紹介に移ります!

 

 

届いた箱は結構な大きさがあり

 

開けてみるとずっしりと重厚感のある筐体が姿を表します。

 

 

ちなみにVDartsの筐体と比べてみるとご覧の違いがあります。

長さはNEXUSの方がありますが、全体としては同じぐらいですかね。

 

【VDarts H3L徹底レビュー】最高級品を使ってみて感じたメリットとデメリットとは?

 

 

梱包されていたものをリスト化してみました↓

  • ボード本体
  • ハウスダーツ×2set(6個)
  • スペアチップ×3個
  • 取付用ネジ×3個
  • ラバープラグ×3個
  • オンライン登録用カード
  • 水平器
  • ACアダプタ
  • スローライン
  • 取扱説明書
  • 壁掛用設置図
  • 保証書

 

 

中々内容物は充実しております^^

 

 

水平器が入っていたのは驚きましたね!

 

スローラインもしっかりしている作りのものですし

開けて早々テンションが上がりました^^

 

 

添付されている保証についてですが

3ヶ月の期間保証があることと

修理などに関する問い合わせ窓口についての記載があります。

 

 

ちなみに有料の修理となった場合…

 

例えばセグメント交換は

税込で¥16500します。

 

いやー、中々高いですね;

もし購入された場合は大事に大事に使いましょう。

 

 

 

設置方法

 

※設置については添付されている説明書がありますので必ずそちらをご確認ください。

 

私の自宅にはブリッツァーのスタンドがありますので

今回はスタンドに取り付けた様子を一部紹介します。

 

やり方は簡単で

図面がありますので図の中心点を173cmに合わせます。

そして記載してある3点に紙の上からマークし釘を打つだけ。

 

 

一応今回のレビュー用のボードは人に譲る前提なので

「紙に穴を開けたくない」という小さな悩みがありました。

 

というわけで自分で距離を測って…

(図面に3点の距離を描いて欲しかった)

コンコンと釘を打ち付け

 

穴に合わせてカチッとはめれば完成です!

 

 

設置は非常に簡単で

大体開封から30分もかからずにできました。

 

 

もちろん私の場合は既にスタンドがある状態から始めたので

スタンドの組み立てから始める場合は1時間〜1時間半ぐらいかかると思います。

 

 

壁掛けでも工夫すれば問題ありませんが

モニター設置などを考えた場合スタンドを買うのが無難だと思います。

 

 

注意点

 

設置自体は非常に簡単なので注意するようなことはありません。

 

いざ電源を繋いでみて思ったことなのですが

設置からプレー開始まで少し時間がかかります。

 

まず立ち上げが長い!

その様子を動画に撮ってみました。

 

 

いや、長いな!!

これは特別困ることではないですが少し気になります。

まあ一体型なので仕方のないことなのでしょう。

 

 

それとNEXUSはバッテリー内蔵の筐体でして

新品の状態だと充電がないため

立ち上げる際には少量のバッテリー充電が必要になります。

 

そして初回はソフトウェアのアップデートも必要ですので

バッテリー充電→wifi接続→ソフトウェアアップデートとプレー開始まで少し時間がかかります。

まるで新品のゲーム機を買ったが設定で時間を取られるような子供の気分になりますので

心しておいてください笑

まあこれはこれでワクワクする時間とも言えます。

 

 

 

音はどれぐらい

 

自宅に設置した場合

やはり気になるのは音の問題。

 

 

今回は実際に投げてみた際の動画を用意しましたのでご覧ください。

音の大きさを分かりやすくするための比較対象として

ペットボトル同士を叩いた音と比べてみました。

決して頭がおかしくなったわけではありません!!

 

 

ドスッと厚みのあるような音が特徴的で

投げていて心地よさが感じられます。

 

 

音量としてはやはりスティールボードや

静音生に優れているゼロボードよりも大きいです。

 

 

 

以前VDartsをレビューした際のものと比べると…

ほんの少しNEXUSの方が響くかなというぐらいです。

気になるほどの大きな差はありません。

 

一応分かりやすく並べると

ゼロボード<VDarts<(微差)NEXUS<LIVE200S

といった感じになります。

 

 

 

全オンラインボードの静音性についてはこちらの記事をチェック!!

【音が静かなNo.1が判明!!】家庭用ダーツボード5機種を”投げて計って”徹底比較

 

 

 

 

耐久性は

 

レビュー期間中のみの使用なので流石に長期間の様子は分かりませんが

 

実際に触ってみた感じや合計で約5時間程度投げた印象では

・セグメントがかなりしっかりしている

・枠の凹凸も丈夫そうで感触が良い

・壊れやすいなどの情報も調べたところ見当たらない

 

と丈夫な作りになっているように感じました。

 

 

個人的にはチェンジボタンの作りが安っぽいのが少し気になりますが

筐体の品質はさすが世界的メーカーといった感じです。

 

 

 

投げてみた感じ

 

刺し心地 ◯

抜き心地 ◯

そして私がプレーした間は

弾かれることも全然なくセンサーも良好でした。

 

ざっくりまとめると

非常にプレーしやすいですb

 

 

 

内蔵されているゲームについて

主要なものは揃ってますがちょっと少ない印象を受けます。

 

 

 

 

やってみて面白かったのはこの「スピード」というゲーム。

60秒間の内に何点取れるかというゲームです。

 

 

何か見覚えがあるような…

と思い返したところ

 

 

こちらの動画だと分かりました↓

 

何だか海外メーカーならではのゲームという感じですね^^

 

 

購入した際は是非世界記録を目指してみてください!

 

 

 

そして実際に投げていて気になったのがゲームをしているときの音。

アワードはカッコいいものが多いのですが

スタート音やブルの音が…

何というかレトロ感があります。

 

 

良く言えばシンプルですが

何だろうこの物足りない感;

 

この辺りは好みもあるので人それぞれですが

今後のアップデートでは新たなゲームの追加

エフェクトや音の追加などどんどんしていって欲しいと感じました。

 

 

 

 

オンライン接続について

 

接続までの流れは以下のようになっています。

 

実際に繋いでみて思ったのは

ちょっと接続するまでが分かりにくいこと。

 

ちなみに公式からのガイド動画があるので

こちらを参考にすると分かりやすいと思います。

 

 

大体動画の通りでうまく接続できるようになるのですが

いくつか気になったことがあったので挙げていきます。

 

 

 

・認証コードの送信が遅い

アプリ認証のために登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるのですが

なぜかすぐにはメールがきませんでした。

大体3分ぐらいして送られてきたのですが

「あれ?まだ送られてこない?間違ったかな…」

と心配になったものです。

 

 

・カード認証まで完了してもしばらく筐体でログインできなかった

一通りの情報をスマホで登録して

いざログイン!

と思って筐体で操作しても

「IDかパスワードが間違っています」

とメッセージが。

 

ん?間違えて打ったか、登録を間違えたかな??

とまた心配な気持ちに。

 

再起動してみたり、アプリで再ログインしてみたり

色々やっても筐体でログインできません。

 

しばらくああでもないこうでもないと試していると

元々登録していた情報で無事ログインできました。

 

いや、何だったの?^^;

 

おそらくサーバーとのデータ連携の問題だと思いますが

即時反映ではなく多少のラグがあるので

購入された場合は少し時間をおきながら試すことをお勧めします。

 

 

 

 

ちなみにアプリでのデータ管理ですが

レーティングはフェニックスと同様でしょう。

レーティング表は見当たりませんでしたが

下記のスタッツを見る限り間違いないと思います。

 

 

 

当日のランキングやレーティングの推移が見やすいのはいいですね。

シンプルで分りやすいと思います。

 

 

 

どれぐらいのプレーヤーがログインしているのか

 

さあ登録も終わりいざオンラインへ!

 

 

金曜の21時ごろロビーに入ってみましたが様子はどうか…?

 

 

あれ?501誰もいない…

 

 

501ダブルアウトの方に何人かいました笑

ヨーロッパ圏のプレーヤーならではといった感じです。

 

 

 

お、クリケは日本人の方が何人かいらっしゃいますね。

 

 

しかし正直少ない気が…

 

 

時間帯が悪かったせいかもしれませんが

この点は少し拍子抜けです。

 

 

 

NEXUSの強みの一つはTARGETプレーヤーとマッチできる

というところですが

残念ながらレビュー期間中はイベントのようなものはなく

マッチすることはできませんでした。

 

 

主要プレーヤーの情報についてはTwitterから拾えるようになってます。

頻度はそれほど多くありませんが

筐体を持っている選手のアカウントもチェックしながら機会を待ちましょう。

 

 

 

ちなみにLINEのオンライン対戦用オープンチャットも存在します。

こちらは数日のぞいていましたが

ユーザー同士で結構活発にやりとりされていますし

有名プレーヤーもログインする際には告知されていたりします。

購入した際はご利用をお勧めします。

 

 

 

 

 

オンライン対戦へ

 

相手を招待するか逆に招待されて

承認した時に対戦が始まります。

 

 

 

緑の枠に自分のカメラ画面

ゲーム画面の背景に(画像は真っ暗ですが)

相手のカメラの様子が大きく映るようです。

※緑の枠をタッチすれば画面を入れ替えることができます

 

 

相手と通話を繋ぐにはマイクボタンをタッチし

相手からOKが出れば画像のように緑マイクになり

会話できるようになります。

 

 

そしてここは非常に残念だったのですが

レビュー期間中はネットワークが不安定だったせいか

相手と対戦できてもカメラとマイクが機能しませんでした;

 

こちらのカメラの様子は画面に出ますが相手の様子は真っ暗で

マイク接続されても会話できない状態でした。

(こちらの環境の問題で相手には見えていたし聞こえていた可能性もあるかも)

 

 

 

ちなみにカメラに映る自分の画面は

結構広範囲に映されるため

自分の部屋はきちんと片付けておきましょう笑

下記の投稿は相手のカメラ、マイクと接続できた場合の動画です。

※TARGETプレーヤーの田渕選手のツイートを引用

 

 

 

それと実際にオンラインをプレーして思ったのが

スローラインからだと画面が小さくて見えにくいということ。

 

機器さえ揃っていれば比較的簡単に映せそうなので

外付けモニターやタブレットを接続してプレーすることをお勧めします。

 

 

まとめ、メリットとデメリットについて

 

メリット

  • ボードの品質が良い
  • 有名プレーヤーと交流できる機会がある(TARGET選手)

 

投げてみて感じたのは非常に投げやすいボードになっていること。

 

刺す、抜く。一連の流れでストレスがないというのは

プレーヤーにとってとても重要なことです。

 

それとやはり魅力的なのは有名プレーヤーと対戦する機会があること。

最近では国内のプレーヤーの多くが参加してきて

より機会が増えてきたように思います。

きちんと情報を拾っていれば対戦は現実的かとb

 

 

 

さすがにフィル・テイラー選手などは

イベント的な位置付けであるので

できるかどうかはタイミング次第ですが

ちゃんと機会があるというのは素晴らしいですね。

 

 

今後販路拡大を目指しているはずなので

更に多くのプレーヤーが参加してくることになるでしょう。

 

 

 

 

デメリット

  • 機能面が物足りない
  • せっかくの強みが活かされていない

 

 

 

オンライン人数が少ないことや

アワードやエフェクトに物足りなさがあること。

 

個人的な意見ですが

使っていてテンションが上がるタイミングが少ないため

個人練習が充実するかというと

うーん;といったところ。

 

 

そして何より今回のレビューで非常に残念だったのが

カメラ&マイクの接続ができなかったこと。

 

 

原因までは分かりませんが

調べると他のユーザーにも頻繁に起こっている事象のようです。

 

これではNEXUSを購入した意味がなくなるといっても過言ではありません。

 

臨場感が得られないのであれば

コンピューターとプレーしても大差ないわけで….

オンラインボードである必要もないわけです。

 

 

こちらについては今後の改善を切に願っています。

 

 

 

 

まとめ

 

厳しい言葉になりますが

値段、備わっている機能

そして作成しているメーカーがTARGETであること

これらを考えるとNEXUSは期待外れな部分が多かったです。

 

 

筐体の品質は良いのですが

どうしても悪い部分が目立ってきます。

 

 

 

別に悪口を言いたいわけではないので

少し視点を変えてみましょう。

 

 

NEXUSはTARGET社が作成した第一弾のボードになります。

課題が見つかってくるのも無理はありません。

 

期待したいのは今後のTARGET社の開発力。

ソフトウェアのアップデート、サーバーの増強によって

ユーザーが使いやすくTARGETの強みを生かしたボードになっていくこと。

そう期待できますし、きっとそうなっていくことでしょう。

 

 

 

 

オンラインボード自体の強みは

アップデートができて常に新しい刺激をユーザーに提供できるということ。

 

 

 

 

今後どのように進化していくかは分かりませんが

オンラインボード業界で

今現在競争が生まれていることは間違いありません。

 

 

 

多くのプレーヤーが競争に勝っているTARGETだからこそ

販売やクオリティの競争にも秀でるような

そんな素晴らしい商品になっていくことを期待しています。

 

その他のオンラインボードの性能はこちらの記事をチェック!!

【徹底比較】オンラインダーツボードの選び方と最新おすすめ3選【2020年版】

 

 

 

今回の記事は以上になります。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

                                

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