こんにちは、タクローです。
今回の記事は上達することにおいて必須な要素である
「内部感覚」について書かせていただきます。
「内部感覚」
中々馴染のない言葉かもしれません。
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/nanisore-300x200.jpg)
なるべく分かりやすく、ていねいに解説させていただきますので
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
この記事を見れば
内部感覚とは何かを知ることができ、
「ダーツってどうやって上手くなっていいのか分からない!」
なんてことがなくなります。
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/dousitara-300x181.jpg)
そして明日から更に早い上達スピードを手に入れることができます!
内部感覚とは
さて内部感覚とは一体何を指すのか?
広い意味としては身体内部の感覚を指します。
人間の感覚の代表格である五感。
これは外部感覚と言われるものです。
![](https://darts-no-iroha.com/wp-content/uploads/2018/07/o0611049014163745462-300x241.png)
内部感覚にも同じように多くの種類が存在し、
平衡感覚や重心と表現されるものなどは内部感覚に分類されます。
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こと運動においては
「動いた時の感じ」を指します。
例えば、ダーツでよく引き合いに出される
「紙飛行機を飛ばすように投げよう」
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みなさんこれを聞いた時に
実際に紙飛行機を飛ばすときの力の流れや、
力の入れ方を想像すると思います。
動く時に必ずある、この力の感覚こそが
内部感覚と言われるものです。
そして内部感覚は動いている本人にしか理解できません。
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もちろん感覚を言語化することはできますが、
内部感覚はあなたの身体的特徴や、イメージ力、運動経験によって形成されているため
似たような感覚の人はたくさんいるとは思いますが、
内部感覚が完全に同じ人間は世界に誰一人としていないでしょう。
つまり内部感覚とは
(運動において)動く時に自分が感じる力の流れであり、
自分にしか分からない完全主観の感覚ということです。
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なんとなく分かっていただけましたでしょうか?
ただこの内容だけだとまだよく分かりませんよね?
ではここから、内部感覚と上達の関連性
そして、実際にダーツをする上での内部感覚を捉える例を紹介していきます。
上達との関連性
内部感覚と上達には一体どのような関係があるのか?
それを説明するためには、まず
競技スキルが向上する際の流れについて書いていきます。
あらゆるスポーツなどにおいて
上手になる、上達するという流れの中に必ず存在することがあります。
それは客観的イメージ→筋感覚的イメージに変わるという事。
なんだそれ?って感じですよね。
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自転車を例にとってみましょう。
あなたは自転車に乗ったことがない人だとします。
「自転車をこいでいる自分をイメージしてください。」と言われたとして、
乗ったことがないので、
例えば過去誰かの乗っているところを思い出したりして、俯瞰でイメージしませんか?
自分が乗っている時を想像して、こんな力加減で乗るぞ!!なんてイメージすることはできませんよね?
自分にとって動く時の具体的なイメージがなく、客観的な視点で
動きをイメージすることを客観的イメージと言います。
これはまだ上達していない、
つまり競技スキルが低い状態です。
では、あなたは既に自転車に何回か乗ったことがあるとしましょう。
「自転車をこいでいるイメージをしてください」と言われたらどうですか?
自分の主観で自転車に乗っていて、足の動きなども明確にイメージすることができませんか?
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間違いなく乗ったことがない時と比べて正確にイメージできると思います。
この自分の主観で動いている時の感覚イメージを
筋感覚的イメージと呼んでいます。
さて、乗ったことがない時とある時の違いとはなんでしょうか?
それは俯瞰でしかイメージできていなかったものが、
自分の主観でイメージすることができているということ。
つまり、客観的イメージ→筋感覚的イメージに変化しています。
他の運動、スポーツでも同様に
競技スキルが上がっている時というのはこの
客観的イメージ→筋感覚的イメージが起こっています。
または、筋感覚的イメージがより正確になるとも言います。
運動において上達するという事は、
客観的にしかイメージできなかったものが
自分の主観による筋感覚が正確になることを指します。
つまり客観的イメージ→筋感覚的イメージが上達の流れだという事です。
事実、競技スキルが高い選手は
競技している自分自身の筋肉の感覚を高いレベルでイメージできていると
研究結果がでているほどです。
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じゃあとりあえずやれば筋感覚的イメージはつくの?
でもやってもやっても上達しないのはなんで?
こんな意見もあるかと思います。
そこで重要になってくるのが、「内部感覚」です。
上達とは客観的イメージ→筋感覚的イメージであること
この間の移行する部分で関わってくるのが内部感覚なのです。
勘のいい方はお分かりかも知れませんが、
自分の内部感覚に意識をおいて、ダーツを行えば、
客観的イメージ→筋感覚的イメージがより効率的に、より正確にできます。
これはダーツだけでなく、運動全般にも言えることです。
またまた自転車の例を出してみましょう。
初めて自転車に乗った時に
「うおー、すげー、進んでるー!!」
とお父さんに押されるがまま、漠然と自転車をこいでいる場合と
「こうしたらもっと早く漕げそうだ、身体が安定するのはこんな感じか?」
と自分の体の感覚に意識を向けている場合だと
明らかに後者の方が上達は早いと思いませんか?
(逆にこんな子どもはどうなんだって感じですが…)
後者の方が明らかに上達に必須である
客観的イメージ→筋感覚的イメージの移行ができています。
よく、運動神経が高いとか言いますが
運動神経が高いというのは
筋肉の神経系の連動がスムーズであることはもちろんのこと。
内部感覚を正確に捉えていることと
客観的イメージの変換が無意識的に高いレベルでできている事を指していると思っています。
※特に専門家ではないので、完全に個人の見解です
ダーツにおいても
客観的イメージ→筋感覚的イメージ
そして内部感覚を意識すること。
これらは上達と密接にかかわってきます。
ここまで聞いたことない言葉がたくさん出てきたかもしれません。
そんな中でもここまで読んでいただいてありがとうございます。
あと少しで終わりますので!!
ではでは、ここからは実際に私が行っている意識の仕方と注意点を紹介したいと思います。
ダーツで内部感覚を意識する方法と注意点
まず注意してほしい点から
・集中できる環境、状態で行いましょう
・周りがうるさい
・人と話しながらのプレーになってしまう
・凄く疲れている
これらの要素は内部感覚を意識するうえで大きな障害になります。
なるべく内部感覚だけを意識できる
つまり外部感覚(五感)はなるべく使わない状態を作ってください。
中々難しいかもしれませんが、
最近では、様々な場所にダーツマシンが置いてあるため工夫はできるかと思います。
自宅でのボード設置も個人的にはおススメです。
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そして、寝不足や仕事の疲れが溜まっている状態でやらないことです。
単純に集中力が落ちてしまうので
内部感覚を意識できないまま、投げてしまい
結果的に悪い癖や悪いイメージが付きやすくなります。
自分の状態にあった練習方法をチョイスするよう心がけましょう
よく練習しても上手くならないという人は
この要素がしっかりとできていない場合が多いです。
これは内部感覚だけに限らず
練習そのものに言えることなので、重要な項目として少し覚えておいてください。
では、ダーツで内部感覚を意識するためにはどうしたら良いのか?
それは「ダーツの重さをメチャクチャ感じ取る」ようにすればOKです。
急に雑~(; ・`д・´)
内部感覚の具体的な捉え方は人それぞれになってしまうので
残念ながらここでは方向性しかお話しできません…;
なぜダーツの重さを意識するのかというと
内部感覚の基本が
負荷を感じ取ることだからです。
ボールを投げた時の腕にかかった負荷
ペダルを踏んだ時にふとももにかかった負荷
速く走っている時に足にかかった負荷
人は動きの中で必ず負荷を感じています。
その負荷に意識を向けることで
内部感覚を正確に把握することができる。
そして負荷をより感じやすくするために
「ダーツの重さをメチャクチャ感じ取る」
この部分をお勧めしています。
例えばピンポン玉を投げるのと
野球ボールを投げるのでは
自分が感じる内部感覚はかなりの違いがあると思いませんか?
重い方が良いという訳ではありませんが、
自分の筋肉にある程度の負荷がかかった方が
内部感覚を捉えやすいというのがあります。
今の道具で最大限内部感覚を捉えられるように
「ダーツの重さをメチャクチャ感じ取る」
ということが重要なのです。
せっかくなのでイメージの力も使ってしまおうということですね。
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重いバレルを使うというのも
選択肢の一つです。
重い→重さを感じやすい→負荷を感じやすい→内部感覚を捉えやすい
という感じで繋がっています。
最近重くて長いバレルが流行っているのも、
実はこんな所が関係しているのかもしれませんね。
(‘ω’)ソレハナイ
もし今ダーツが近くにあるのであれば、
いつも以上に重さを感じ取れるように
普段の自分とは違う意識でダーツを持ってみて下さい。
私の例を載せておきますので参考程度にどうぞ。
1.まず、練習開始の前に楽な姿勢で立ちます。
2.両手の隅々まで血液が流れていることを意識します。
親指、人差し指~小指という流れでイメージしていきます。
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3.ダーツを凄く重たいものであるとイメージして
セットアップします。
※普段の倍ぐらい重いイメージ
4.セットアップした時には
ティップの先からフライトの後ろまで
自分の体の一部という感じで意識します。
5.この状態でスロー。
6.そしてスローを自分なりに振り返る。
以上が自分なりの内部感覚の捉え方と練習での活用の仕方になります。
やはり言葉にすると少し難しくなってしまいますね。
見ていただいている皆さんには
是非実際にダーツを持ってほしいと思います。
さて、難しいことを題材にした今回。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後にまとめさせていただきます。
「内部感覚とは自分の中にある運動している時の感じ」
「上達とは客観的イメージ→筋感覚的イメージ」
「内部感覚はイメージの効率的な変換のために重要な要素」
「内部感覚を捉えるには、重さを感じることが大事」
これらを覚えておけば明日から
どうやって上達すればいいか分かんない!!
なんてことはなくなります。
内部感覚がどうとか、
イメージがどうとか少し分かりにくい表現が続いてしまったかもしれませんが、
もっと簡単に言えば自分の体とダーツを仲良くさせてあげましょう。
それさえ念頭に置いておけば
きっと迷いもなくなるはずです。
まあそれがすごく難しかったりするんですけどね…笑
いかがでしたでしょうか?
スポーツの上達に必須である
客観的イメージ→筋感覚的イメージ
これを早く習得するために意識すべき
「内部感覚」という自分の感覚。
最初は中々馴染みがないので戸惑うかもしれませんが、
やっていくと5秒もあればハッキリ意識できるようになります。
是非、練習の際に内部感覚を意識してみてはいかがでしょう?
それではよいダーツライフを。
今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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