こんにちは、タクローです。
今回の記事は普段の質問箱の紹介記事とは少し違います。
実は以前質問箱でこんなやり取りがありました。
苦手と感じる部分はどこでしょうか？
続く #peing #質問箱 https://t.co/5V4kH4cCPM— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) December 21, 2018
続き
・色々なナンバーを打つところ
・オープンやカットのプレッシャーが複数回あるところ
・戦略を考えながら投げなきゃいけないところ
理由によって取り組む練習方法は変わってきます。
よければ理由を添えた追加の質問、またはDMいただければ助かります🙇♂️— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2018年12月21日
この回答に対し、質問者様から追加の質問をDMで頂き個別でやり取りしていました。
今回はそのやり取りした内容を公開させていただきます。
クリケットについて同様の悩みを持っている方の参考になればと思います。
※質問者様の掲載許可済み
タクローの質問箱いつでも質問募集しております。
【質問箱への投稿】
熱量の高い質問が多くありがたい限りです。
少しでも良いきっかけになるよう全力で返信中📩・疑問に思うこと
・わからないこと何でも募集しております。
「質問が多くてダーツする暇がない；」
となるぐらいの数と内容をお持ちしております（^人^）https://t.co/HMWm2zTKCE— タクロー@プロダーツ選手 (@180180141darts) 2018年12月21日
今回のように追加の質問などもDMでいただければ返信しておりますので
「質問箱への回答だけでは分かりにくかった…」という場合などお気軽にご連絡ください。
では続きをどうぞ！！
Contents
・クリケットが苦手と感じる部分はここ！
今回の質問者さんは以下の二つを苦手意識として挙げられました。
1.トリプルへ入れる難しさ
2.攻めと守りのタイミング
クリケットに苦手意識を持っている方は
「同じ悩みを持っている…」という場合が多いのではないでしょうか？
私なりの考えを回答させていただきましたので
少し長いですがご覧ください。
１．トリプルへ入れる難しさについて
※原文そのまま
トリプルって難しいですよね。
まあ狭いエリアなので当たり前と言えば当たり前ですが…
これについてまず言っておきたいのはこの練習法をしたら簡単にトリプルが入るようになるという練習法はないということです
「簡単に入るようになる」は技術そのものの話なので練習法がないというよりは、あらゆる練習が当てはまるということになります。
それを踏まえて今回オススメするのが、
【狙うということをしない！練習法】です。
それって練習法なの？と思うかもしれませんが、今現在意識できていないことを意識できるようにすることも練習なので、立派な練習法です。
少し細かく説明させていただきます。
なんでこの練習法をやるべきなの？
今は入らないことに気を取られている状態。
つまり結果ばかり気にして、入らなかったから×という図式になっています。
そのせいで難しいトリプルを自分でさらに難しく考えてしまい、結果クリケットの苦手意識につながっています。
できない＝苦手というのは間違いです。
できない＝まだ技術が足りないだけです。
今のダーツに対する意識を変え、本来苦手なんてものはないクリケットというゲームを元の意識に戻そうというのが練習法の狙いです。
（俺結果ばかり気にしてたなあ…）
という場合は良い意識改革になるかと思います。
入る入らなかったで判断するのでは無く、自分の思い描くスローができたかできなかったかという判断をクセづけしてほしいため今回の練習法を勧めています。
クセづけすることができれば毎スロー結果に引っ張られることなく、自分の実力をきちんと発揮できるようになります。
そこには得意不得意という考えはありません。
※得意という考えはせっかくなので残しておきましょう笑
続くやり方の部分も見ていただいて、興味があればぜひやってみてください。
少し自分のやりやすいように改良など加えていただければなお良しです。
具体的なやり方は？
単純ですが少し難しいです。
まず投げる前にゆっくりでいいのでイメージを作りましょう。
イメージする内容は「矢離れの時の感覚やダーツの向き、重さ」でOKです。
これはあくまでも一例で…
要は自分なりに「飛びだけに注視できるポイント」をイメージの箇所として用意しましょう。
私の場合はリリースのスタートを強く意識することで
それに続く飛びのイメージが自然とできるため
矢離れのポイントを重視しています。
イメージができたらそこに沿わせるように投げてください。この時にどこかを狙わないように。
※あくまでも中心点がブルというだけで構いません
ただボードに向かってイメージ通りに投げるだけで良いです。
投げたあとはどこに刺さったかは気にしないでください。
一つ必ずやってほしいことがダーツがどのような動きだったか？ということをフィードバックしてください。
イメージに対してどうだったかだけを感じ取る。
これを繰り返す。
感覚を捉えるまで個人差はありますが
習慣にすれば必ず結果に捉われず自分のダーツを冷静に分析する流れをクセづけすることができます。
オススメは1日の練習の始まりです。
20スロー程度集中して行えれば量としては十分。
クセづけという意味では少なくても良いのでなるべく練習時に毎回行うことが重要です。
結果を気にする意識から
自分のダーツそのものがどうだったかを気にするよう意識を変える
この【狙うということをしない！練習法】
トリプルや特定のナンバーの苦手意識をなくすものとしてオススメです！
興味があれば是非！
ちなみに強制でもなんでもありませんので
意見の一つとして受け取っていただければ幸いです。
２．攻めと守りのタイミングについて
※原文そのまま
クリケットはどこをどのタイミングで打てば良いか迷うことが多いですよね。
一概にこの攻め方、この戦略が良いというものは存在しません。本人や相手の実力、双方の性格で変動するものなので。
更に攻めと守りのプレッシャーも違うため、対応に一工夫いるというのも難点です。
今から述べることは練習法というより、身につけるべき考え方になります。
身につけるべき考え方とは
「戦略のパターン化」です。
クリケットの戦略で間違いなく言えることは迷っている状態で投げるダーツはパフォーマンスが落ちるということです。
逆を言えば迷っていない状態は普段通りの、それこそ普段以上のダーツが打てます。
迷わないという状態を作るために
事前の戦略パターンを決めておくのが
「戦略のパターン化」です。
例を挙げると
「自分は相手よりも高い点数のナンバーを開けており、相手は低いナンバーを開けている。点数差はシングル一本以上。」
この時にどうするかを事前に決めておくだけです。
最初は全パターンなんて考えなくてもOK。
まずは簡単に2、3個のルールを設定してみましょう。
数はやりながら増やしていけばOKです。
こうすることで、どんな状況でも決められた法則に従って投げるという一貫性、つまり迷いのない状態が作れます。
作り方ですが、
これは本人の好きなように作るのが一番です。
※クリケットの戦略は性格毎に相性があるため
これだと自由すぎるので一つ条件を作るならば
なんとなくでいいので
（この攻め方好きだな）
と思う選手の攻め方を参考に作ってみてください。
動画コンテンツは大量にあるので、参考にできるプレーヤーはかなり豊富かと思います。
あとは実践あるのみです。
多くの攻めや守りの中から
あ、これ自分好きだわーと思うものを記録しパターン化することを繰り返せばいずれほぼ迷いのない自分の実力通りのクリケットが展開できます。
トップ選手の攻め方は上級者にならないうちは参考にしないほうがいい！
なんて声も聞きますが、私はそうは思いません。
どんな攻め方も実践あるのみです。
本人の感じ方一つで全てが変わります。
なので多くのインプットをすること、そして実践でアウトプットすることを繰り返してほしいと思います。
ちなみにこの考え方も強制ではありません。
考え方の一つです笑
まとめ
※原文そのまま
まとめますが
【狙うということをしない！練習法】で
トリプルの難しさ、というよりもっと根本の”結果ばかり気にする”という意識を変えること
【戦略のパターン化】で攻めと守りで迷わないようにすること
これらをやってみてください。
なんども言うように強制では…笑
今回の話は得意になるように！というより
苦手意識を取り払うのがメインなので聞きたい話とは少し違ったかもしれませんがご了承ください。
今後
「クリケットやべー！楽しー！！」
となることを願っています。
回答はここまでになります。
我ながら回答が長い笑
クリケットは感情の振れ幅が大きい難しいゲームですが、
自分のダーツと心を思うように展開できるようになった時の楽しさは
他のどのゲームにも勝ります。
今回の私の回答が答えだ！なんていうつもりはありません。
私なりのクリケットが楽しくなった経験の一つです。
「なんかクリケット嫌いだな…」という方へ
少しでも良いきっかけになることを願っています。
今回は以上になります！
ダーツについての疑問や質問、
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